私は祖父が西村栄一、父が西村真悟という、政治家の家に生まれました。
意外に思われるでしょうが、私は父から政治について教えられたことはほとんどありません。
父が私に対して言ったことは3つのことです。
「祭にとことんのめり込め」「自衛隊に入れ」「家族を大切にせよ」
事実、堺で生まれ育った私は子供の頃からふとん太鼓を叩き、自衛隊に入隊してレンジャー課程を修了し、そして三人の子供を持つ父親となりました。
祖父、西村栄一がした言葉に、私が心打たれた一文があります。
「私の歩んだ道ではなく、私が志した道をたづねよ」
私が小学生に入ったころ国会議員となった父のもとに、全国から同じ志をもったたくさんの仲間が集ってきました。私はこうした「西村真悟の同志」の一人として父・西村真悟の秘書となり、政治の世界に踏み出しました。
祖父や父が志すもの。それは「ふるさと堺、大阪を大切にし、祖国日本を守る」ことです。
私は祖父や父、そしてたくさんの仲間たちと同じ志を胸に、新たなステージへ挑戦しようとしています。
若輩者ではありますが、しっかりと地に足の着いた活動をしてまいる所存です。
皆様のご指導ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願いいたします。
西村ひかる