令和3年12月2日
大阪・関西万博開会式にブルーインパルスの展示飛行を!
西村日加留:
大阪・関西万博開会式について質問いたします。
今年開催された東京オリンピック・パラリンピックの開会日に、航空自衛隊のブルーインパルスの展示飛行が行われました。ブルーインパルスは、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行を披露する専門のチームであり、青と白にカラーリングされた6機の機体が大空で展開する一糸乱れぬフォーメーションなどは、見る人に大きな感動を与え、歓喜の渦に包まれます。
そこで、ポストコロナの一大イベントとして、国家プロジェクトでもある2025年の大阪・関西万博の開会式において、この航空自衛隊のブルーインパルスが展示飛行すれば、万博に来場された方々や会場外にいる大阪府民の方々が感動と歓喜の渦に包まれ、盛大な開会式となることに違いないと考えております。
ぜひ、開会式にブルーインパルスの展示飛行を実現してほしいと考えますが、政策企画部長にお伺いします。
大中英二 政策企画部長:
ブルーインパルスの展示飛行につきましては、大阪で開催されました1970年の日本万国博覧会の開会式や、1990年の国際花と緑の博覧会の開会式でも実施されたところでございます。
大阪・関西万博の開会式でのブルーインパルスの展示飛行は、式典を盛り上げる一つの案とも考えられることから、開催者でございます博覧会協会に提案してまいります。
西村日加留:
私自身も、ブルーインパルスを見てみたい。そして、大阪・関西万博の開会式にブルーインパルスの展示飛行が実現されることをお願いいたします。
また、大阪・関西万博の際に、ブルーインパルスの展示飛行以外にも、南極観測船のしらせを誘致することも、盛り上げる一つの手法ではないかと考えております。
しらせは、我が国で唯一、南極の地域観測を行う艦であり、観測隊員と必要物資の輸送、それに付随する研究任務を行うことを目的として運用されており、日本に寄港している期間は日本各地の港に訪れ、一般公開が行われております。
2017年に神戸港に寄港した際には、2日間で約9千人の人が参加するなど、非常に人気が高い艦であります。ぜひ、万博会場周辺の港に停泊させるなど、大阪・関西万博のPRにて活用していただきますよう、強く要望しておきます。